先日、ハートテラス名和において、消防の方にお越し頂き救命講習を開催して頂きました。
講習の内容は、救急について、心停止を発見した場合の心肺蘇生方法について、AEDについて、誤って食事を詰まらせてしまった場合の除去方法について、この4点を講義頂きました。
人形を使って看護師、介護士スタッフが実際に演習しながら、基本的な方法を再確認しましたが、現在ご入居頂いている方々の万が一に備えた訓練は、とても重要であり、看護師、介護士それぞれの役割についても話し合う良い機会となりました。
ハートテラスではご入居頂く際に、「緊急時の対応についての意思確認書」にサインを頂戴しています。体調の変化や緊急時に、ご本人様、ご家族様がどのようなお考えでおられるかを示すものであり、私たちスタッフはその意思をもとに、主治医と連携を図りながらご希望に沿った対応に努めています。
その書類の中で、心停止を発見した場合についても触れており、心肺蘇生をご希望の方については、今回の講習で学んだ様に心臓マッサージを施しながら救急車を要請する運びとなります。
頻繁に起こる事ではないため、看護師介護士それぞれが協力しあいながら、主治医との連携、ご家族様への報告など、万が一の際にもスムーズに対応できる様、今後もシミュレーション訓練を行い、全スタッフの意識を高めていきたいと思います。
